X.Org Developers’Conference (XDC 2022) で、Valve のオープンソース Linux GPU ドライバー チームの Timur Kristóf 氏が、RADV 向けに取り組んでいる Vulkan メッシュ シェーダー サポートについて発表しました。

9 月の初めに Vulkan 1.3.226 で導入され、Vulkan API のクロスベンダー メッシュ シェーダー拡張機能として VK_EXT_mesh_shader が導入されました。 VK_EXT_mesh_shader 拡張機能は、アプリケーションがプログラム可能なメッシュ シェーディングを介してジオメトリック プリミティブのコレクションを生成できるようにする新しいメカニズムです。 Vulkan メッシュ シェーダーは、既存のプログラム可能なプリミティブ シェーディング パイプラインに代わるものです。

このメッシュ シェーダーのサポートは、2022 年に Vulkan API に追加された最も注目すべき機能の 1 つであり、Timur が NVIDIA のメッシュ シェーダー ベンダー拡張で以前のサポートに取り組んでいたおかげで、RADV によってすぐにサポートされました。とはいえ、この拡張機能をサポートすることは、かなり頭の痛い問題でした。また、AMDGPU ギャング サブミットをサポートする Linux 6.1 がリリースされるまで、RADV はメッシュ シェーダー機能をデフォルトで公開していません。

特に Mesa/RADV のコンテキストで Vulkan メッシュ シェーダー機能について詳しく知りたい場合は、XDC 2022 での Timur のプレゼンテーションが以下に埋め込まれており、PDF スライド デッキ

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