Sabrent は、最新の PCIe インターフェイスに基づく次世代ストレージ ソリューションを展示しました。
Rocket X5 は、M.2 2280 フォーム ファクターに基づく Sabrent のストレージ ソリューションです。最大 14 GB/秒に達する高いシーケンシャル読み取り速度により、市場に革命を起こそうとしています。これは、Gen4 ストレージが提供するパフォーマンスのほぼ 2 倍です。
Rocket X5 ストレージはまだリリースされていませんが、ServeTheHome はいくつかの興味深い予備データを共有しています。 Sabrent 社は、まだ最初の PCIe Gen5 ストレージをリリースしていない企業ですが、注目に値する後発でこのレースに参入しています。
今年 3 月に遡り、同社は Rocket ストレージを垣間見せ、次のように自慢しました。読み取り速度は 12.4 GB/秒、書き込み速度は 11.8 GB/秒です。ただし、Sabrent はさらに限界を押し広げ、さらに優れたパフォーマンスを実現したようです。
Rocket X5 SSD、出典: ServeTheHome
Sabrent は、 CrystalDiskMark 8.0.4 を使用して Rocket X5 の 2TB バージョンで実施されたテスト結果を共有しました。その結果は印象的で、Rocket X5 は読み取り操作で 14,179 MB/秒、書き込み操作で 12,280 MB/秒の速度を達成しました。さらに、ランダム 4K パフォーマンスも期待でき、読み取り速度は 106 MB/s、書き込み速度は 448 MB/s に達します。これらの数値は、3 月の結果であるそれぞれ 100 MB/秒と 388 MB/秒と比較して改善されています。
Rocket X5 SSD、出典: ServeTheHome
Rocket X5 はファンを備えたアクティブ ヒートシンクを備えており、熱放散を効果的に管理することを目指しています。ただし、この冷却ソリューションの効率や、マザーボードのヒートシンクの下に配置した場合にストレージのパフォーマンスにどのような影響があるかについては情報がありません。それでも、Sabrent の最初の Gen5 ストレージ ソリューションは、10 ~ 12 GB/秒の速度を提供する他のオプションと比較した場合、魅力的な選択肢となるはずです。
出典: ServeTheHome